【考察ノート:89】黒潮グループのまとめ&元ネタ考察



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この記事では、エヴァの世界に度々登場する巨大組織『黒潮グループ』について、登場シーンをまとめ、その正体を考察していきたいと思います。



登場シーンまとめ


ミサトの家


レイの家


電車広告


ヤシマ作戦 重機


セントラルドグマ直通エレベーター


シンジの制服


改札


学校の消火栓


トウジの昼飯


新聞


シンジの荷物


シンジの教科書


エレベーター


第9使徒戦背景


L結界密度メーター(?)


ゴルゴダ内部


このように、黒潮グループの製品はいたる所に登場し、大きな組織である事が分かりますね。


元ネタ


まずこの黒潮グループですが、おそらく『空飛ぶゆうれい船』という作品の黒幕である『黒潮コンツェルン』という組織が元ネタとなっていると思われます。

この『空飛ぶゆうれい船』という作品は、仮面ライダーの作者としても有名な石ノ森章太郎さん原作の短編漫画をアニメ化したもので、原画スタッフとして宮崎駿監督も参加している有名作品です。
それに関して庵野監督は、「アニメーターとしての宮崎駿の最高傑作は『空飛ぶゆうれい船』」と賞賛するほど重要な作品ですから、元ネタとしてふさわしいタイトルと言えるでしょう。

ちなみに『空飛ぶゆうれい船』の主人公もボアジュースを飲んでいます

黒潮グループの正体


先述した『空飛ぶゆうれい船』における黒潮コンツェルンは、物語の黒幕であり、大量の兵器・ロボットを製造している闇の組織でした。

エヴァの世界においても、黒潮グループは日常風景に溶け込み、生活用品を製造する一方、対使徒用の弾薬なども製造しているようです。
電車広告にも『ハニワ国防省長官との癒着 黒潮物産の闇』という記事があります

また、セントラルドグマ直通エレベーターも黒潮グループが製造している事を考えると、NERVの重要機密ですら取り扱えるほどの組織なのでしょう。

ここまでの根拠を元に、エヴァの世界に最も適した組織が1つあると思いませんか?

そう!ゼーレです!


このゼーレの表向きの顔が『黒潮グループ』だとすれば、元ネタ通り黒幕という設定も引き継ぎ、組織の巨大さにも納得できると思います。
さらには資金源にも現実的な説明が付きますね👍🏼


まとめ


今回は、黒潮グループの登場シーンをまとめ、その元ネタが『空飛ぶゆうれい船』であること、そしてその正体がゼーレであるという考察を行いました。

もちろん黒潮グループがただの巨大組織というだけの可能性も高いので、1つの視点として考えて下さると嬉しいです。

また、他にも黒潮グループを見つけた際は、ぜひTwitter等で教えていただけると嬉しいです☺️
広すぎて探しきれないので、新劇場版に限定しています🙏

参考文献

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画像引用:©khara/Project Eva.
©カラー/EVA制作委員会
©東映ビデオ株式会社

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