HERZのエヴァ考察ノートへようこそ!
今回は、シンエヴァで初登場した「渚司令」のシーンについて、セリフと伏線を主軸に考察していきます。
現実か、非現実か
シンエヴァ終盤、ゴルゴダオブジェクト内でシンジが各キャラクターを助けていくシーンで、渚司令は登場します。
当然、カヲルくんは:Qで1度死に、第13号機の中に残置されている状態ですし、サードインパクトで死んだ加持さんが一緒に登場していることからも、このシーンは現実で起きているものではありません。
となると、このシーンは回想(実際に起きた)or精神世界(実際に起きていない)という2択が考えられますね。
しかし、このシーンで加持さんは
「第1の使徒であり、第13の使徒となる、あなたらしい名前だ」
と、渚という名前について説明する場面があります。
この「第13の使徒となる」という事実は、加持さんが死ぬサードインパクト前には起きていないので、時系列が破綻しています。
:Qカヲルの「まさか第一使徒の僕が13番目の使徒に落とされるとは」というセリフから、予期されていたとは思えません。
つまり、この渚司令と加持さんの会話は、実際に起こったこととしては考えにくいのです。
よって、シンエヴァの渚司令と加持さんの会話シーンは、精神世界や死後の世界のような非現実の世界だと予想されます。
渚司令と呼ぶ必要性
シンエヴァでの2人の会話シーンは非現実だと予想されましたが、加持さんが渚司令と呼ぶ理由そのものは、現実に起きたものと考えられます。
そこで、カヲル君と加持さんのつながりを探ってみると、実は:Qに怪しいシーンがあります。
左は:破のシンジと加持さんの畑仕事シーン
右はカヲルが1人で何かを見つめるシーンです。
本編への直接的な関わりもなく、見逃しがちな両シーンですが、よく見ると同じ場所に見えますよね。
わざわざカヲルが加持農園跡地を見つめるシーンを差し込んだということは、そこには繋がりがあると考えるのが自然です。
つまりこの繋がりが渚司令と呼ぶ理由だと考えられますね。
Newtype6月号のインタビュー
Newtype6月号でエヴァ特集が組まれ、スタッフのインタビューが掲載されました。
その中の鶴巻和哉氏のインタビューで、空白の14年のエピソードとして、カヲルが司令、加持さんが副司令となるアイディアがあったことが述べられました。
私はNewtype入手出来なかったので、eyes onlyさんの動画↓を参考にしました。申し訳ないです😭
この追加情報によって、カヲル君と加持さんの繋がりが空白の14年にあり、渚司令と加持副司令という関係にあったことがほぼ確定しました。
:Q予告にあった、ゲンドウと冬月の遠征シーン↓の間、代理で司令をしていたのかなと思います。
また、加持さんはこの期間にヴィレ結成の根回しをしていたのではないかと思います。
まとめ
今回は渚司令と加持さんの関係について、いくつかの伏線とNewtypeの追加情報を元に考察しました。
私の考察では
シンエヴァの渚司令と加持さんの会話シーンは非現実の世界。
しかし、渚司令と呼ぶ理由は加持さんが生きていた頃にあり、2人はニアサード〜サードの間に代理司令としてNERVを指揮していたのではないか。
という結論になりました。
公式Twitterや全記録全集など、様々な資料が今後も公開されていくので、そこでより深く判明していくとイイですね☺️
シンエヴァ公開前の記事ですが、シンエヴァを踏まえても大きな修正は無いので、空白の14年についての考察もぜひご覧下さい!
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画像引用:©khara/Project Eva.
©カラー/EVA制作委員会
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